2018-08-27 窓が雨に濡れている 日記 ■2016/7/1の日記「誰もいないはずの家に電話をかけたら、誰かが受話器を取ったんです。だから急いで家の見回りをしてください」満員電車の中で中年の女性が必死に、携帯電話の向こうにいる相手に訴えかける。彼女はなぜ誰もいない家に電話をかけたのだろう?誰もいない家で誰が電話に出たのだろう?梅雨時の始業時間は水を吸った綿のように重い。